プレミアム日本酒 YUEN 逆ペアリングリレー第1弾~料理研究家・加藤巴里さん~

プレミアム日本酒 YUEN 逆ペアリングリレー第1弾~料理研究家・加藤巴里さん~

企画の概要

〈YUEN 広島呉〉の魅力をお伝えするために、新企画 逆ペアリングリレー の連載を開始することとなりました。

一般的に「ペアリング」といえば、お料理がまず先にあり、その料理の味わいや特徴にどのようなお酒が合うか、という視点でお酒を合わせるものですが、逆ペアリングリレーは、その「逆」方向の視点からペアリングを行うものです。

つまり、お酒=YUEN の味わいや特徴に合うようなお料理を料理研究家やシェフの方々に考案・製作していただき、実際に YUEN と合わせていただくという方向でのペアリングです。

さらに、ここで登場いただいた料理研究家やシェフの方には、お知り合いの料理研究家やシェフをご紹介いただき、リレー形式により企画を進める予定です。
このようなやり方によって、YUEN の食中酒としての実力を明らかにするとともに、料理のプロたちからみた YUEN の味わいの特徴や魅力をお伝えしたいと思います。

逆ペアリングリレー第1弾は、料理研究家の加藤 巴里さんに逆ペアリングをお願いしました。


シェフ紹介

料理研究家・加藤 巴里。料理研究家である脇雅世氏の次女。
フランス・パリの料理学校、フェランディー校で学んだ後、料理と製菓のフランス国家資格C.A.P.を取得。NHK「あさイチ」などに出演。利き酒師とJSAソムリエの資格を持つ。自身の料理教室を東京・神楽坂で開催し、母とともにオンライン料理教室という試みで料理界を盛り上げている。

〈YUEN 広島呉〉を飲んだ感想

開栓したてで飲んだとき、はじめはガス感と爽やかさを感じ、その後にしっかりとした旨みと甘みを感じました。そのまま甘さが尾を引いたような味わいで終わるのかと思いきや、最後にハーブのようなすっきりとした清涼感が現れて引き締まり、とてもバランスのよい味わいだと思いました。香りについても食事に寄り添うやわらかい雰囲気のもので、ぜひワイングラスで飲んでほしいです。


考案した料理


イベリコ豚のロティ 万願寺とうがらしのサルサベルデ


この料理がYUENに合う理由


はじめて YUEN を飲んだとき、ハーブのような爽やかさと、青っぽくみずみずしい苦みを感じたところから、そのイメージに合う食材として万願寺とうがらしが思い浮かびました。

次に、魚と肉のどちらにしようかと考えましたが、YUEN がもつ旨みや甘みに合わせて、旨みと甘みの強い豚肉ということでイベリコ豚を選びました。というのも、イベリコ豚の脂は体温程度の温度(約37度)で溶けるくらい融点が低く、YUENの推奨温度帯(10度前後~常温)を考えたとき、温度ギャップが少なく、口の中でバランスよく脂とお酒が溶け合ってくれるだろうと考えたからです。さらに、この脂と、万願寺とうがらしをベースにして作ったスパイシーなソースも合うと思いました。

サルサベルデは、グリルした万願寺とうがらしをはじめ、生姜、パクチー、パセリ、青唐辛子などを合わせてブレンダーでなめらかにしました。野菜の苦み、ハーブの清涼感、青唐辛子の辛さが口の中で広がり、多層的な味わいです。豚肉は噛めば噛むほど旨みと甘みが出てくるため、味の印象が強そうだと思われるかもしれませんが、YUEN を一緒に飲むことですっきりした印象になりますし、ソースの辛さも相まって、クドさがなく、ついつい箸が進んでしまうような味わいに出来上がりました。


加藤さんからのお知らせ


オンライン料理サロンを母と一緒に運営しており、毎月美味しく作れるおうちフレンチの料理動画を3品ずつ配信しています。また、会員の皆様が毎月料理をご自宅で作り、写真を撮ってサイトに投稿していただくと、脇雅世より料理へのアドバイスが受けられます。また、会員の皆様同士の意見交換の場としてもご活用いただけます。その他の特典もありますので、この機会にぜひ、サロンを覗いていただければ幸いです。

オンライン料理サロン:https://www.trois-soeurs.online/salon
Instagram:https://www.instagram.com/pari_kato/

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